2019.9.15 活動

 

二年ほど前に”巻き枯らし間伐”方式を実施。

これは樹皮と形成層の部分を環状に削り落とし、数ヶ月から1年以上掛けて枯死させます。
 形成層と内樹皮を切断すると、葉で作られた光合成物質は道を閉ざされたため根に届きません。そのため根は働きが悪くなり、木の上方に水分等をあげれなくなり、木は枯れます。

一方、”葉枯らし”は伐採した木の枝葉をつけた状態でそのまま数ヶ月放置することによって、水分を抜く方法です。
水分を抜き、軽くすることにより、山からの搬出する際の経費を抑えることにもつながります。

 

 

計画に沿った間伐によるヒノキの除伐。

 

 

 

 

 

根元の近くから、かわいい青かえるが飛び出す。

 

 

 

 

伐採後、枝葉を落とし、一定間隔に玉切り。
棚積みして搬出を待ちますが、利用計画がなければいずれ腐食が進みます。もったいないことです。