2019.5.19 総会・活動

午前の総会は、昨年度の活動総括と本年度の活動方針を会員全体のものとして確認する。
午後は安全講習会の一環として、講師を天保世話人代表にお願いし、間伐対象となる木の選木方法を学ぶ。

 選木の講習会
● 樹冠長の割合(枝葉の部分/木の高さ)、● 木々の相対距離の比(木々の距離/木の高さ)、● 木の形状(木の高さ/胸の高さでの幹の直径)、● 下記の50㎡や80㎡の数値等々を考えに入れて、

胸高直径20cmの木で一辺2.5mの正方空間、30cmの木では一辺4.1mの正方空間が生活圏として必要ではないかと言うことです。このことを目安として選木すれば良い。

 

(鋸谷 茂共著の「これならできる 山づくり」より抜粋)

 

 

 

選木のための理論学習

根株が充分に張った元気な木。
プラロックを使って伐倒する木にロープ掛けを行う。

左の図は1haの土地での杉、桧の人工林で、上から見たところであり、四方の枝が触れ合い、成育がほぼ限界に達している林である。
この時点で木々の胸高断面の面積を計り合計すると、多少の誤差はあるものの1haで80㎡ぐらいと言われている。健康な木々に育つにはこれより少なく50㎡ぐらいが妥当ともいわれる。

 

伐倒する木を選びテープを巻く

根株が張ってない虚弱な木、伐倒の対象になる。
伐倒される。